上里町の神社

こちらのページでは上里町内に鎮座する神社の御祭神・由緒・境内神社等を写真入りで紹介します。
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延喜式比定社 長幡部神社

ながはたべじんじゃ

鎮座地

上里町長浜1370番地
(大字長浜字長幡)
 
 神流川流域に位置する古代の賀美郡内には、『延喜式』神名帳に登載されている神社として当社のほか、「今城青八坂稲実神社」「今木青坂稲実荒御魂神社」「今城青坂稲実池上神社」の4社がある。これらは、いずれもこの地域に進出してきた渡来系氏族が奉斎した神社として考えられる。長幡部は機織りの技術を持った集団が、今城(今木)・稲実は水稲耕作を首都する新来の、つまり入植して間もない集団が祀った神社をその社名であらわしたと考えられる。
 

主祭神

天羽槌雄命(あめのはづちおのみこと)
 

配祀神

埴山姫命(はにやまひめのみこと)
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
建御名方命(たけみなかたのみこと)
大日孁貴命(おおひるめのむちのみこと)

 
 

由緒

 
 当社は、元は本村地内の神流川南岸の字宮の西的場に鎮座していたが、天栄元年(1110)の洪水で社地が流失したため、現在地に遷座したという。天正年間(1573ー1592)に戦火により社殿及び宝物書類等焼失。江戸時代には当山派修験の千寿院が当社の管理をしていた。
 明治5年、村社に列する。明治41年、字神田の久保皇大神社及び字永長の上郷皇大神社の2社を合祀の上、本社境内神社として移転。(※両社は戦後旧社地に復座した。)大正2年、字海老窪の無格社稲荷神社、字中長の無格社諏訪神社及び菅原神社、字海老窪の無格社諏訪神社、字柳町の無格社皇大神社を本社に合祀。
 

 

祭日

  • 3月19日(春祭り)
  • 10月19日(秋祭り)

 
  かつては2月に初午、11月に新嘗祭が行われていたが、昭和40年頃には行われなくなった。年2回の祭典では前日の朝から翌日の夕方まで幟を立て、当日は午後1時より祭典、その後集会所で直会をする。
 

集会所

境内神社

 
稲荷神社

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
由緒 不詳。明治41年に字宮の村社丹生神社境内社稲荷神社を本社と合祀。
 

 

菅原神社

祭神 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
由緒 不詳。明治41年に字永長皇大神社境内社菅原神社を境内神社として移転。
 

諏訪神社

祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)
 

八幡神社

祭神 應神天皇(おうじんてんのう)
 

八坂神社

祭神 素盞嗚命(すさのおのみこと)
由緒 不詳。明治41に字宮村社丹生神社境内社八坂神社を本社と合祀。
 

蠶影神社(こかげじんじゃ)

祭神 埴山姫命(はにやまひめのみこと)
由緒 不詳。明治41年に字宮村社丹生神社境内社蠶影神社を境内神社として移転。
 

琴平神社

祭神 大物主命(おおものぬしのみこと)
由緒 不詳。明治41年に字宮村社丹生神社の境内神社琴平神社及び字永長村社皇大神社境内神社の琴平神社の2社を合祀の上、境内神社として移転。