諏訪神社
すわじんじゃ
鎮座地
上里町藤木戸138番地
(大字藤木戸字関邸)
藤木戸は、利根川支流の神流川右岸に位置する。地名の由来は、地内の観音堂に藤の古木があったためであるという。当社は、村の中央に鎮座し、西隣には真言宗真福寺がある。また、当社境内地には一級河川御陣場川の起点標がある。
祭神
- 建御名方命(たけみなかたのみこと)
配祀神
- 天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)
- 誉田別尊(ほんだわけのみこと)
- 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
由緒
当社の創立は、後花園天皇の長禄年中(1457-60)に当地に一社を勧請して本村の鎮守としたのがはじまりという。その後、社殿が荒廃したため、天正年間(1573-92)に村民が協力して再建したという。また、明和年間(1764-72)に至り領主松平大和守の崇敬により、社殿が再興された。(『児玉郡誌』)
明治初年の神仏分離により別当真福寺から離れ、村社となった。明治41年6月27日、字並木前に鎮座する無格社日宮神社(ひのみやじんじゃ)及び同境内社八幡神社、菅原神社を合祀した。
昭和6年9月21日の地震により本殿が損壊したという記録が残っている。
祭日
- 1月3日 新年祭
- 4月3日 春祭り
- 10月19日 秋祭り
- 12月11日 新嘗祭
例祭である秋祭りには藤木戸神輿保存会が中心となって神輿渡御が行われる。かつては境内に相撲場があり、大正時代までは地元の若い衆が例祭に奉納相撲を行っていた。
境内神社
稲荷神社
祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
八坂神社
祭神 速須佐之男命(はやすさのおのみこと)
厳島神社
祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
秋葉神社
祭神 火産霊命(ほむすびのみこと)
菅原神社
祭神 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
三峯神社
祭神 伊弉諾尊(いざなみのみこと)・伊弉冉尊(いざなぎのみこと)