丹生神社
たんしょうじんじゃ
鎮座地
上里町長浜1294番地
(大字長浜字宮)
主祭神
埴山毘賣命(はにやまひめのみこと)
配祀神
少彦名命(すくなひこなのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
由緒
当社の創建の時期は定かではないが、近くに式内社の長幡部神社があることや、この長幡部神社は、神流川の洪水によって天栄元年(1110)に現在の社地に移るまでは宮長浜の西的場という所にあったと伝えられており、当社の創建もまた古いものと推測される。
風土記稿』は、長浜下郷村の項に「丹生明神社」として当社を記すとともに、「郡内数カ所に祀られるがどれも祭神・鎮座年代を伝えていない。丹党が氏神として一族の居地に勧請したとの伝えがあることから、当社もまたそうした社の一つであろう」という旨の注を載せている。
当社は明治41年に長幡部神社に合祀され、境内社として祀られたが、昭和22年に氏子の希望により旧地に復した。
祭日
- 3月19日に近い日曜日(春祭り)
- 10月19日(秋祭り)
春祭りにのみ宮司が出社して祭典を奉仕する。そのため、この祭典には氏子は毎戸一戸ずつ参列し、玉串を上げるのが習いとなっており、祭典が終わると氏子総代の家で直会が行われる。一方秋祭りは、早朝から篤信者が銘々に参詣し、赤飯を供えている。
境内神社
種痘神社
祭神 少彦名命(すくなひこなのみこと)
本殿向かって右に祀られている。
天神社
祭神 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
本殿向かって左に祀られている。
写真中央が丹生神社本殿
蚕影神社(こかげじんじゃ)
祭神 稚産霊命(わくむすびのみこと)